皆さんこんにちは。あと少しで一学期も終わりますね。なんだかオンラインだとめちゃめちゃ早く感じます。
さて、今回は今まで、KPOPの明るい側面ばかりに焦点を合わせて話しをさせていただいたので、KPOPが持つ暗い側面を紹介させていただきたいと思います。
KPOP好きの皆さんはKPOPアーティストがとてもキラキラしていて可愛く、カッコよく見えますよね。僕もそうです。沢山の人で埋め尽くされた、ステージで気持ちよさそうに踊り、楽屋で仲間とワイワイ、四六時中世界を回っている。なんて夢溢れる世界なんだろう…って思いますよね。でも物事には必ず表もあれば裏もあるんです。一昨年に韓国最大手事務所のSM(EXO,SHINEE,少女時代など超有名グループ多数所属)に所属する有名ボーカルトレーナーがあるインタビューで語った内容が話題になりました。
「僕が既に成功した教え子たちに幸せかと聞くと、幸せだと答えた子は一人もいなかった」
衝撃ですよね。アイドルのトップとも言えるSMのアーティストたちが幸せではないんです。まぁSMという事務所はアーティストのメンタルヘルスの管理が出来ていない事務所として有名ですが、メンタルを病むアーティストはSMのアーティストだけではないんです。皆さんも何人か知っているとは思いますが、例を挙げてみますと、ネットを見なくてもバンバン頭の中に思いつきます。まずは私の推しのTWICEミナ。JYPはとてもとても練習生や所属アーティストに対して思いやりのある事務所で有名なのにです。さらにはSEVENTEENのリーダー、エスクプス、IZONEのリーダーのウンビ 、元WANNAONEの圧倒的センター、カン・ダニエル。
このように超有名なKPOPグループにもメンタルを病んでしまうメンバーは多いです。もしくは有名だから病んでしまうのかもしれませんね。でも、もしそうだったらなんとも皮肉な話です。成功すればするほどメンタルを病むのだとしたらなんのために成功するのかわからなくなりますよね。彼らのほとんどが小さな頃からKPOPアイドルになる夢を見て、事務所などに所属します。そこに入れるだけでもほんのわずかです。そしてそこから絶え間ない競争を繰り返してそこで生き残った人がデビューします。そして、デビューしたあともまた競争です。彼らの競争は終わりません。デビューのために大変な体重管理も強いられます。この過程において拒食症になる子も大変多いです。彼らは”完璧”を常に求められるのです。少しでも欠点のようなものがあったら、うんこみたいな奴らが彼らをネットで叩きます。そして休む間も無く活動し続ける。病んでしまうのも無理はありません。彼らが心から歌ったり踊ったりすることを楽しめる様に、彼らのメンタルヘルスを適切に管理する様な環境を早急に整えるべきですよね。なかなか難しいですが。
そして程度は違いますがこれらの競争社会の構造は私たちの身の回りにも溢れているのではないでしょうか。もちろん資本主義は競争を肯定するのですが、最近はちょっと尖りすぎてるのではないかと思います。韓国と日本は若者の自殺者数が世界で群を抜いて多いことでも有名です。もう少し、周りの人に相談をして、その様なことが気軽にできる文化や環境が必要ですよね。
まぁとにかくテストも近く嫌になることもあるとは思いますが、テキトーに気楽に過ごしていきましょう(笑)
소확행 小さくて確実な幸せ